片想いよりも思い出を

おたくの長くて大きなひとりごと。

嵐16枚目アルバム「untitled」を聴いての記録。

2017年10月18日。嵐の通算16枚目となるアルバム、「untitled」が発売されました。今年も無事にアルバムが出せたこと、出してくれたことに喜びと感謝でいっぱいです。

 

さて。アルバム概要が出た時点で例年以上の期待と興奮に満ちていたので、いざ手に取ってみてもすぐに消化しきれるはずがなく。しかも、今回アルバム発売前に初めての番協に参加させていただきまして。それもあって私はキャパオーバーを起こしてしまっているのですが、どうしても今のこの高揚感を忘れたくないので消化しきれぬまま「untitled」の感想を書き込んでいきたいと思います。気持ち的にもですが、そもそも曲をしっかり聴き込めていない状態での感想になることをご了承ください。

 

 

 

まずは1曲ごとの感想を。

 

[Disc1]

1.Green Light

座談会で潤くんがお気に入り曲に挙げてる曲ですね。イントロあたりではシングルのカップリングにありそうだなあ、なんて思って聴いていたけれど驚きポイントもあって「untitled」はどんな感じでくる?!?!と期待感を膨らませてくれるような曲です。サビで一気にキーが上がる感じが私の好みです。1番で潤くんエロいな〜好きだわ〜(ニヤニヤ)と思っていたら、2番の相葉くんに不意打ちのストレートパンチ喰らいます。え、相葉くんどうしたの…何があったの…?!?!めちゃくちゃ大人っぽいし、表現力めちゃくちゃ伸びてるじゃないですか!!!!!本当にびっくりしました。1曲目からリピートしてしまう…。進まない…。

 

2.つなぐ

 忍びの国のラストを思い出してしまう…。頭の中でエンドロールが流れます。すごくおもしろい映画だった。無門様とお国ちゃんは素敵な夫婦に成長したよね…。カットされてしまったシーンも含めてもっと観たいし円盤買いたいなあ。歌詞が見事に忍びの国のストーリーとリンクして、聴くたびに感動してしまいます。One Day〜の声が重なっていくところからラスサビまでの流れが大好き。振り付けもMVも大好きだし、やっぱり嵐は和が似合うなあ。

 

3.「未完」

こちらは今回のアルバムのリード曲です。発売前から既にアルバム概要発表時とラジオ音源、先日のMステで世間をザワザワさせてた曲です。MV・メイキングについては今回は割愛させていただきます。デジタルにジャズにクラシックに…といろんな要素が含まれたおもしろい曲調。テンポとか拍子とか歌うの難しそう。新しくて聴いていても楽しい。はじめて聴いた時は「次はどうくる…?!」とワクワクさせられました。Mステのパフォーマンスではにのちゃんの表現力が光ってましたね!音楽だけでもにのちゃんの表現力が詰まった歌声には引き込まれます。これに智くんのまっすぐな歌声が合わさると本当にきれい。最高。バランスがいい。サクラップも熱く攻めた歌詞で大好き。ギラギラしてる。アイドルなのにこういう歌詞を書けるのは翔ちゃんだからなんだよね。一見ちょっと突き放してるようにも思われかねない言葉かもしれないけど、そこには翔ちゃんの優しさと温かさと熱いエールが込められてることを私たちは知っているし、むしろ歌詞から愛しか見えない。今回も翔ちゃんのラップからたくさん刺激を受けています。書いてくれて、翔ちゃんにその役割を変わらず託してくれて、ありがとう。

 

4.Sugar

これすごく好きです。タイトルも曲調も櫻井翔を思わせる感じがありますね〜。私も私の周りの人も言ってるんですけど、この曲櫻井担好きなやつですよね?音楽の趣味が合う相葉くんも今回この曲をお気に入りに挙げてて、やっぱり(笑)と思いました。おしゃれで大人っぽくて色気があるし、高音と歌詞の日本語がきれい。相葉松本櫻井の高音も存分に楽しめます。今の嵐にすごく似合う曲だなあ、と思ってます。全体的にちょっと抜いてる軽めな感じなんだけど、大事なところでにのちゃんがグッと締めてきてくれる感じがいいね〜。

 

5.Power of the Paradise

今年の「あれ?この曲このアルバムだっけ?」枠さんパワパラ(笑)リオ五輪の櫻井キャスターも思い出すけど、個人的には実習先でよく聴く機会があってその実習のテーマソングになってます。テレビでもよく流れていたし、運動会でもたくさん使われたんでしょうね。今でもたまに「ふらーい ふらーい ふらーい♪」と口ずさんでる子どもたちを見かけてほっこりすることがあります。5人の声もすごく優しくて、元気と笑顔をもらえる曲です。

 

6.ありのままで

この曲にも櫻井翔をものすごく感じるんですけど、私だけでしょうか…?ソロで歌いそうだよね?前奏で「わー!翔ちゃん感ある!」と思ったら歌い出し翔ちゃんっていう二重の喜び。嵐はかわいい曲も似合う。潤くんの天使っぷりがだだ漏れしてます。でもやっぱり櫻井ソロ曲感ある(笑)セリフもあるし歌詞カードも翔ちゃんが隣のページにいる(笑)相葉くんの合いの手好きだなあ。新鮮さもある。ラスサビの掛け合いいいよね。クラップしたーい!

 

7.風雲

この曲はノリノリでイケイケな曲が大好物な私が嫌いなはずがありません!タイトルからしてゆったりした曲調なのかな〜と思ってたら、エッジの効いたイケイケなイントロが聴こえてきて一瞬で惚れ込んだ曲です。嵐では珍しくてごく稀にしか出てこない、オラオライケイケ系な歌詞も最高です。こういう曲の時は磁石ちゃんの歌声がスコーンと抜けてきてすごく気持ちがいいし、似合う!1番Aメロ歌い出しの潤くんには驚きました。すごく上手くなったよね?1番の松本→相葉→二宮→櫻井→大野ソロリレーの繋ぎがキレイでとても好き。

 

8.I'll be there

この曲聴いたからかな?昨晩ふと「バラバンバラ」って単語が降りてきて突然の御前様ロスになってます。今でも聴いた瞬間貴族探偵の世界に戻れてしまうそんな曲。相葉くんセンターで翔潤大宮シンメって身長的なバランスもいいし、シュッとしてて色気もあるけどキャッチャーな感じも残る素敵なフォーメーションだなあと歌番組を見ながら感じたことを思い出しました。

 

9.抱擁

智くんお気に入りの曲です。はじめの潤くんのカモンカモンが好きらしく、私ももちろん好きなんですけど。これは智くんの良さが爆発してる1曲ですね!智くんの声の透明感がこの曲の雰囲気をつくりだしてる、そんな感じがする。歌い出しの「勝手に」のところのちょっと引っ掛かっちゃった感じ個人的にすごく好きなんですけど、共感者様はいませんか!!!そして、この曲は泣き虫ちゃんの高音も多くて好きです。ラスサビの潤くんフェイクとか新鮮味があって好きです。サクラップは大好物の「ha」が入っていて嬉しいです。

 

10.Pray

 なんだか懐かしい感じがするこの曲。最近こういうのあんまりなかった気がする。最近冬に曲出すことも少ないし、冬歌久しぶりな気がします。声は温かいのに寒さが消えない歌詞。ふわっとしてて儚い感じの曲ではやっぱり大宮が映える。3人の甘い歌声も大好き。歌い出しが相葉くんの曲って心にじんわりくる。あー 切ないなあ…。でも最後の一音で心が救われる。ヒカリの出口見つかったのかな…。

 

11.光

これは絶対ヒカリ繋がりですね。構成しっかりしてるなあ。すごく爽やかでキラキラした1曲。サクラップ入りの曲でもあります。にのちゃんもお気に入り曲に挙げてます。ドームの中で嵐が歌う姿を想像すると眩しすぎて目が開けられません。5人のキラッキラな笑顔が見える。そしてライブという夢の時間の終わりも見えてくる…。ライブ終盤で歌ってくれそうな気がする。でも、寂しいお別れじゃなくて、夢と希望に溢れたすごくポジティブな、お互い明日から歩いていってまたここで会おうねって背中を押してくれるようなお別れ。コーラスのおかげもあってすごくハッピーな感じがする。なのに、ラスサビ頭の「煌めく」だけ音下げてくるところがあれだね、エモい。

 

12.彼方へ

あああ…アルバムが終わっちゃう………となる流れですね…。ライブも同様、終わりが見え始めて寂しくて現実に引き戻されつつあるけど、これからを歌って未来への明るい一筋の光を示してくれるのが嵐です。そんな曲だなあ、と感じます。翔ちゃんの声がすごく伸びやかでキレイだなあ、ということにも気付ける1曲。翔ちゃんも本当に上手くなったよねぇ…。

 

13.Song for you

もうこれは嵐ファンみんな好きでしょう???私はこの曲聴いて泣きました。号泣しました。まず、アルバム概要が出た時から「10分以上ある組曲」があると世間をザワザワさせていたこの曲。先日のMステで冒頭部分のみ披露されましたが、またまた世間をザワザワと…。イントロのディズニー感と大野智のソロがキレイすぎます。今までにないJ-POPのカタチ、嵐のこれまでとこれからを歌った言葉、散りばめられた嵐楽曲の要素。嵐ファンが好きじゃないはずがないじゃない。さらに吹奏楽経験者の私には胸熱すぎる曲です。今はもうしていなくて、勉強机のお隣に相棒のテナーサックス・さとらっぷちゃんを眠らせてしまっているんですけど…。吹きたくなりました。私の周りの嵐ファンに楽器経験者が多いので、わりと本気でみんなで集まってこの曲やりたいです。ちなみに、「さとらっぷ」はちょうど世界史でサトラップが出てきたり、BW詳細が出てきたりしてた時期に楽器を買っていただいて、智くんのようなキレイで伸びやかな音も翔ちゃんのような太くてカッコいい音も出せますように!という思いを込めて付けました。余談を挟みましたが。智くん→にのあい→翔潤→5人で進んでいくのもすごくいい。ソロもユニットもいいけど、やっぱり5人が揃うことが一番の幸せですよね。この先も5人が見たいもの、したいことがある限りずっと一緒なんだろうし、そこに私たちも仲間に入れてくれるのがとても嬉しいです。ファンありきの嵐かもしれないけれど、嵐は嵐のものだし応援する側が介入するべきものではない。私たちが彼らと合わなくなれば文句を言うのではなく離れればいい、ただそれだけ。(それが簡単なことじゃないのもわかってるけど)そういう関係性だと思ってる人たちが「限りない時間の向こうへ連れてゆくよ」と歌ってくれる幸せは私にとってこの上ないものです。もうこの曲はタラタラと語ってる場合じゃないです、聴いてください(笑)

 

[Disc2]

1.バズりNIGHT

 ユニット詳細が発表された時、にのあいも翔潤も嬉しかったけど、私的にいちばんテンション上がった気がするユニットです。大野櫻井相葉のお兄さんチーム。大人セクシーもちょっと見たかった気がするけど、空いてる枠選んでくれてありがとうございます!お兄さんチームはバズってください!!!!!久しぶりの多田さん楽曲でこのタイトルだなんて期待しかなかったのですが…。いい意味で裏切られました。ぶっ飛んでる(笑)なのにお兄さんたち真面目に歌ってるしユニゾンきれいだしなんなの(笑)私にはビジネススーツを着てわちゃわちゃしてる3人が見えます…。この3人組は、末っ子だけどグループ最年長の智くんと、長子だけどグループにはお兄ちゃんがいる櫻葉の組み合わせなところが素晴らしいんです。お互いの前では無理に気を張らなくていい、そんな関係性の3人組、しかもグループ内では年上の3人組。がライブでいちばんのおふざけソングを歌ってる。最&高!!!!!

 

2.夜の影

こちらは大野二宮松本のグループ最年長プラス末っ子の3人組。先ほどのお兄さんチームと打って変わって大人セクシー枠かつダンス枠です。お兄さんはふざけて末っ子はセクシーにいくのね…。そして大野智はどっちにも参加しているのね…。最強かよ…。この3人の歌割りってありそうであんまりなかったのかな?実際に曲を聴いてみたら新鮮な感じがしました。これは演出、ダンスがすごく楽しみな1曲だなあ。智くんが振り付けるみたいだし!

 

3.UB

 待ってました!幼なじみ総武線コンビシンメのにのあい!!この曲泣きました。様々な憶測を呼んだ曲名でしたが…。気付いたら長いこと隣に居た2人が、これでいいのかなって改めて2人の関係性を問いただしてみたら、やっぱり僕らってこういう関係でいいんだよねって落ち着いた、そんな感じなのかなあ。私の解釈としては。ユニットバスの歌に聞こえるって声もたくさん聞いたけど、2人の関係性をユニットバスに例えた歌詞なんだろうね。その2人がにのあいのことなのか男女のことなのか、はたまた友達同士のことなのか。それは聴く人の自由だと思う。知りたい気持ちもあるし、演出でわかるかもしれないし、思ってたのと違うかもしれない。けど、この曲をにのあいが歌ってるこの現実に私は泣いた。座談会レポ見てもにのあいはちゃんとこの曲のテーマを定めてるみたいだね。ライブどうなるのかなあ。

 

4.Come Back

 こちらは動揺しすぎて涙は出ませんでしたが、心は号泣した翔潤です!!!!!雑誌、座談会各所で「昔にもこの2人でしたことあるんだよ?」って言いまくる櫻井翔好きですよ?大宮SKに対抗してリベンジだそうです(笑)翔潤は並んだ時の画の破壊力が凄まじいだろうなあ。歌声の相性もいいよね。かっこよすぎ。華がある。2番に入る前のセリフが胸熱。「あー…俺いこうか?」「じゃあお願い」うわあああああああ(泣)しょおくんお兄ちゃんすぎるし、まつゆん弟すぎる(泣)これは嵐をグイグイ引っ張ってる2人だから歌える曲ですね。ラップも最高。今までの曲の要素もあるし。まあ、続編だもんね(笑)あーーー…。好き。

 

5.カンパイ・ソング

最後は5人で相葉くん発案のお酒の歌。これは盛り上がること間違いなし!ファイトソング、エナジーソングと来ての今回のカンパイ・ソング。作詞嵐、作曲二宮和也ではないものの、これまでの流れは汲んである盛り上がる楽しい曲だし、嵐の歴史を感じます。イントロが既に気持ちいい(笑)各セリフが「っぽい!!!!!」ってなるのも聴いてて楽しいです。相葉くんの「じゃあビールの人〜!」は可愛すぎます。たどたどしい智くんも可愛いです。これはコーレスが楽しみだなあ。発酵!発酵!とか言いたいし、はーい!とか、え〜!とかも言いたい。しっかり覚えて行こう。聴いてるだけでこんなに楽しいんだから、ライブはどうなってしまうんだろうね(笑)嵐みんなお酒飲める人でよかったなあって思うし、私も20歳すぎて今この曲に出会えたことがとても嬉しい!

 

 

 

 

 

いやー。こうして書き出してみると本当に多彩で内容盛りだくさんのアルバムですね。おふざけから真面目なものまであるけどどれもすごく良質だし、今までにない新しいものばかりだし、構成もしっかりしていて考え抜かれてる。本当にたくさんの人に聴いてもらって評価もされたい1枚だと思っています。だから、いつも以上に宣伝して回ってます(笑)18年目になって、こんなに攻めたアルバムを出してくれることはすごく嬉しい。まだまだ上を、長い未来を5人は見据えて今を必死に駆け抜けているんだろうな、と思えて安心した部分もあります。嬉しい。

 

そして、今回のアルバムでは嵐内の大きな変化が見られたと感じています。既に曲ごとの感想でも書いたけれど、相葉くん潤くん翔くんの3人の歌唱力がグンと伸びたと思います。5人とも努力しているんだろうな、っていうのはいつも感じていたけれど。ここにきてまた更に急成長。歌割りでも、大宮以外にも高音パートが振られたり、潤くんの主旋律が増えたり、歌い出しサビ前等バシッと決めたいところが大宮になりがちだったのが3人にも振られたりと変化が出てきて、幅が一気に広がりました。曲として聴いていて何の違和感もないじゃん!そしておもしろいじゃん!なんでもっと早くこうしてくれなかったの!と思ってしまったけれど、安定を求めるオトナ的には何年かやってきて落ち着くパターンに留まっちゃうんでしょうね。これが今回のアルバムでガラッと変わったのは、やっぱり去年のMiles awayの影響が大きいと私は思っています。いろんな意見を押し切って実行まで持ってきてくれたであろう智くん。披露する機会が持てなかっただけで、個々に着実に力をつけていたと思うし、あの曲をしたことによってさらなる成長につながるきっかけになったと思うんです。メンバーの力と可能性を認めてああいう曲を持ってきてくれた大野智のリーダー、表現者としての力とその心に感謝の気持ちでいっぱいです。そして心から尊敬しています。本当にありがとう。

 

 

これからもたくさんのことに挑戦し続ける嵐であって欲しいし、そのモチベーションとなれるようなファンでありたいなと思います。あと1ヶ月ほどで始まるツアーがとても楽しみです!

 

追記。

通常盤のブックレットを何度も読み直し曲を聴きながらこれを書いていたのですが…。分厚すぎて片付けにくいけど嬉しいな〜と思っていたブックレットがついに破れました………。ページが開ききっちゃうと、元の薄さまで閉じれず頑張ってるうちにビリっとなるので、皆様わかりきってることとは思いますが…。気をつけてね…(泣)

 

 

さらに追記。

このアルバムを引っ提げて行われたARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」に参戦してきた感想をまとめました。よろしければこちらもどうぞ。

bomty-ne.hatenablog.com